マイサイト1day

(近視進行抑制コンタクトレンズ)

近視抑制コンタクトレンズ
マイサイト®1day

マイサイト1day(クーパービジョン)30枚入りパッケージ

「マイサイト®1day」は、小児の近視進行を抑制することを目的に設計された、1日使い捨てのソフトコンタクトレンズです(クーパービジョン社)。

レンズの中心で遠くを見るための度数を矯正しながら、その周囲に配置した「トリートメントゾーン」で網膜の手前にもピントを結ばせることで、眼軸長が伸びる刺激をおさえます。

点眼薬(リジュセア®ミニ)と並ぶ、小児期の近視進行に対する新たな治療選択肢です。装用型のため、日中の活動が多いお子さまにも適しています。

近視の進行を抑制することが大切な理由

子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれ生じるケースが多くあります。

近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。

そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

進行が完全に止まるわけではなく本治療は、近視の進行を抑えることを目的としており、この治療は”視力を回復” させるものでもありません。

マイサイトの仕組み(ActivControl®テクノロジー)

マイサイト®1dayは、同心円状に矯正ゾーンと治療ゾーンを配置した独自構造を採用しています。遠くをはっきり見るための矯正と、近視の進行をおさえる働きを1枚のレンズで両立します。

ActivControlテクノロジーの図:屈折矯正ゾーンで視力を矯正し、トリートメントゾーンで焦点を前方にずらして近視の進行を抑える仕組み
屈折矯正ゾーンが網膜上に焦点を合わせて視力を矯正し、トリートメントゾーンが焦点を前方にずらすことで近視の進行を抑えます。(イメージ図)
出典:https://coopervision.jp/contact-lenses/misight/misight-1day

自由診療と費用について

マイサイト®1dayによる近視進行抑制は、現時点では保険適用外のため「自由診療」となります。診察、検査、装用練習、レンズ代までのすべての費用が自己負担となります。

項目 費用(税込)
近視抑制に対する診察検査料 2,200円
近視抑制コンタクトレンズ処方、装用指導料 5,500円
マイサイト®1day レンズ代
(1箱:30枚入/片眼・約1ヶ月分)
6,380円
*両眼で装用する場合は、レンズ代が1ヶ月あたり2箱分(12,760円)となります。 *上記内容や費用は変更になる場合があります。

治療対象

  • 8歳以上で、ご自身またはご家族のサポートのもとレンズの取り扱い(着脱・管理)ができる方
  • 近視の度数が -0.25D ~ -10.00D、乱視が -0.75D 以下の方
  • 効果を得るため、1日10時間以上・週6日以上の装用が可能な方
  • 3ヶ月ごとの定期的な通院が可能な方

マイサイト1dayの特徴

1

デュアルフォーカス設計で、遠くの矯正と近視進行抑制を同時に行います。

2

3年間の臨床試験で、近視の進行を約59%、眼軸長の伸びを約52%抑えたと報告されています。

3

装用を中止した後の急激な近視進行(リバウンド)は確認されていません。

4

1日使い捨てのソフトレンズで衛生的、異物感も少なく装用できます。

5

レンズはクーパービジョン社で製造されています。

眼軸長の変化のグラフ:36ヶ月時点でマイサイト1dayは単焦点レンズと比べ眼軸長の伸びを約52%抑制
眼軸長の変化(3年間の臨床試験)。36ヶ月時点で、マイサイト®1dayは単焦点レンズ(Proclear®1day)と比べて眼軸長の伸びを約52%抑えました。効果には個人差があります。
出典:Chamberlain P, ほか. Optom Vis Sci. 2019;96(8):556-567.
出典:https://coopervision.jp/contact-lenses/misight/misight-1day

治療の流れ

1

まずはじめに、マイサイトによる近視抑制治療が可能かどうか調べるため、適応検査を実施します。
検査の結果治療の適応があり、かつ同意が得られましたら、次のステップに進みます。

2

スタッフがレンズの着け外し・お手入れの装用練習をサポートします。
安全にご使用いただけることを確認したうえで、レンズを処方します。

3

初回1ヶ月後、その後は3ヶ月ごとに定期検診を行い、目の状態と近視の進行度を確認しながら治療を継続します。

装用方法・装用時間

日中(起きている間)に装用し、就寝時は必ず外してください。
近視進行抑制の効果を得るため、1日10時間以上・週6日以上の装用が必要です。装用時間が短いと効果が期待できない場合があります。

使用上の注意

レンズを触る前後は、必ず石けんで丁寧に手を洗ってください。
充血・痛み・かすみ・異物感などがある場合は、すぐにレンズを外し、当院までご連絡・ご来院ください。
定期検診(初回1ヶ月後、以降3ヶ月ごと)は必ずお受けください。

副作用とリスクについて

一部の方では、ハロー(光のにじみ)やグレア(まぶしさ)を感じることがありますが、多くの方は日常生活への影響はほとんどないと報告されています。
コンタクトレンズである以上、装用方法や衛生管理を誤ると、結膜炎・角膜炎などの感染リスクがあります。用法・お手入れを必ずお守りください。

なお、本治療は近視の進行を抑えることを目的としており、進行を完全に止めるものではありません。効果には個人差があります。

近視抑制治療Q&A

Q. 何歳から使えますか?
A. 8歳以上で、ご自身またはご家族のサポートのもとレンズの取り扱いができる方が対象です。一般的には8~12歳での開始が推奨されています。
Q. リジュセア(点眼薬)とどちらがよいですか?
A. どちらも小児期の近視進行抑制を目的とした治療です。点眼薬は毎晩の点眼、マイサイトは日中の装用が必要です。生活スタイルやお子さまの状況に合わせて選択いただけます。詳しくは診察の際にご相談ください。
Q. 1日どのくらい装用すればいいですか?
A. 効果を得るためには、1日10時間以上・週6日以上の装用が必要です。就寝時は必ず外してください。
Q. いつまで治療を続ける必要がありますか?
A. 近視の進行が落ち着くまで継続することが望ましく、一般的には10代後半(高校卒業前後)までが目安です。治療方針は患者様とご相談のうえ決定します。
Q. やめた後にリバウンドしませんか?
A. 装用を中止した後の急激な近視進行(リバウンド)は、臨床試験では確認されていません。
※本ページの製品画像・図表はメーカー公表資料に基づきます。
出典:https://coopervision.jp/contact-lenses/misight/misight-1day

ご自身のお子さまの目の状態や検査内容についてご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。

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